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NabDが帰ってきた|SAZ早期アクセスで原作レジェンドが再集結している

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サドンアタック ゼロポイント(SAZ)の早期アクセスが始まって2日、俺のタイムラインでとにかく目立ったのは新武器でもマップでもなく「NabD」という3文字だった。2007年から原作『サドンアタック』を触ってきた人間にとって、この名前は特別だ。サドンアタック ゼロポイントの有名プレイヤーを探すと名前が出てくるような当時のトップたちが、いま同じタイトルの話題で並んでいる。最初は見間違いかと思った。

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NabD はサドンアタックでどれだけ強かったクランなのか?

NabDは原作サドンアタック時代の日本のトップクランで、報道ベースで確認できるだけでも公式大会4連覇という記録を持つ。4連覇はSACTL2010-2011で達成されたもので、その後もSACTL2013で優勝、決勝の相手は同じく強豪として知られたiZoNeだった。この大会のMVPはクランマスターのMatcha〜。翌年のSAOMT2014 Springも制している。当時のシーンを追っていた人間なら、この並びを見ただけで「ああ、あの頃か」となるはずだ。

在籍していた面子も濃い。KeNNyは元プロゲーマーでサドンアタックの公式インストラクターを務め、2008年12月にNabDへ移籍。2011年に仕事の都合でラインナップを外れてマネージャーに回り、その後はA.V.Aの公式アドバイザーも務めている。ziNovifはSACTL2010-2011のMVPで、2011年にNabDへ加入した選手だ。当時はiZoNeのエースとしても名前が通っていた。

サドンアタック ゼロポイントのキーアート
原作を遊んでいた層の復帰投稿が目立つ早期アクセス初週/画像:SUDDEN ATTACK ZERO POINT 公式

サドンアタック ゼロポイントに当時の有名プレイヤーは戻ってきているのか?

戻ってきている。少なくとも、本人と判断できる公開投稿で追える範囲では。

KeNNy(@fpskenny)は7月30日に「帰ったらSAZやるぞー」と投稿し、その後「SAZ楽しかった。P90まだ強いからもっとナーフしていい」と感想を残している。そして「NabDメンバーでやります」。プロフィールには「FPS歴25年」「ex-REJECT VALORANT HEAD COACH」とあり、経歴の記載と投稿内容から当時のKeNNy本人と見て問題ないと判断している。現職についてはこのプロフィール表記以上のことは俺も知らない。

同じ7月30日、Matcha(@matcha3_)が「サドンアタックゼロポイント (SAZ)やります」と告知してTwitchで配信、翌31日にも「SAZ@2日目」と続けている。NabDのクランマスターとしてSACTL2013のMVPを獲った、あのMatcha〜だ。さらにFlame(@yunijp)が「自分、SAZやりたいっす」「Nabd SAZ やるよ配信」、Aktm(@Aktmjp)が「NabDでSAZあそぶ」「SAZ夜の部」と、同じ時期に同じ方向を向いた投稿が並んでいる。

念のため書いておくと、公式が「NabDが復帰した」と発表したわけではない。ここで挙げたのは、プロフィールの記載と投稿の内容から本人と判断できるアカウントの公開投稿だけだ。早期アクセス初週に何が起きていたかは早期アクセス開始レポートのほうにまとめてある。

サドンアタック ゼロポイントのマップ、プロバンス
復帰組の投稿で名前が挙がっているプロバンス/画像:SUDDEN ATTACK ZERO POINT 公式

サドンアタック ゼロポイントに ziNovif や KamechaN も復帰しているのか?

こちらも公開投稿で確認できる。ziNovif(@zinovif1)は7月31日に「サドンアタックアーリーアクセス1日目楽しかった!プロバンス引きすぎて…サドンアタックやってた方一緒にやりましょう~」と投稿している。プロフィールには「昔SuddenAttackというゲームでMVPを頂いたりしてました」とあり、SACTL2010-2011のMVPという実績と符合する。

KamechaN(@KamechaN_)もプロフィールに「Sudden Attack: SACTL2010-2011 3rd」と明記したうえで、7月30日に「はじめました #SAZ」と書いている。同じ大会の上位に名前を残した面子が、15年越しに同じタイトルの話をしている。

ちなみに「プロバンス引きすぎて」という言い方が出てくる一方で、Xでは「プロバンスが出にくい」「マップを選べない」という声も見かける。どちらが実態なのかを断言できる材料は俺の手元にはない。ただマップを選べないこと自体は公式も認識していて、開発者ノート#13ではマップ・モード・人数を設定できるカスタムマッチシステムをシーズン2で導入できるよう準備を進めていると明記されている。マップ単体の話はプロバンスのマップ攻略に切り分けてある。

野良で NabD と当たることは実際にあるのか?

あったという投稿は出ている。第三者の投稿に「当時SAやってた面子でSAZやったら野良のNabDと当たり感傷に浸るなどした」というものがあり、これが今の空気をよく表していると思う。ほかにも「古のプレイヤー同窓会みたいになってるww」「サドンアタック同窓会やろうぜおまいら」「今日の夜はサドンアタック同窓会や 老兵たちが集まる…!」といった投稿が目立つ。

どのくらいの頻度で当たるのかは誰も計測していないので、そこは何とも言えない。ただ、当時のクランタグを野良で見かけたという報告が出ている、というだけで十分に事件だ。原作の記憶そのものについては原作プレイヤーの思い出まとめのほうが近い。

サドンアタック ゼロポイントの武器を構えるキャラクター
当時のクランタグが野良に現れる、という報告が出ている/画像:SUDDEN ATTACK ZERO POINT 公式

当時を知る人間として、この再集結をどう感じているか?

素直に言えば、うれしい。俺は大会に出る側ではなく、放課後にただ撃ち合っていた側の人間だった。NabDもiZoNeも、当時は画面の向こうの存在で、動画や大会レポートで名前を追いかけるだけだった。原作は2007年から2019年まで日本で運営され、サービスが終わったときにはもうこの名前を並べて見る機会はないと思っていた。それが2026年に、Steamの新作の話題として戻ってきている。

一方で、手放しで浮かれるだけの状況でもない。武器パーツ1個に50万というゲーム内通貨の要求はきつい、という趣旨の指摘が出ているし、ランクマッチのマッチングやping、チーター報告についても未確認の声が上がっている。公式Xは「アーリーアクセスレビューフィードバック」として、多く寄せられた意見への現状と改善の方向を説明している段階だ。これは正式リリースではなく早期アクセスで、7月30日に始まったばかりということは忘れないほうがいい。課金設計の話はSPとブラックマーケットの現状に、操作感まわりの声についてはゴーストステップと移動の変更点にまとめてある。

それでも、あの名前が戻ってきたという事実だけは動かない。当時トップだった人間が「NabDメンバーでやります」と書き、別の誰かが野良でそれに当たって感傷に浸る。復帰勢の投稿が目に付く今のうちに触っておく価値はあると思うし、これから始める人は初心者向けの基本ガイドから入るのがいい。老兵の同窓会に新兵が混ざれる時期は、そう長く続かないかもしれない。

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