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いつの間にここまで来てた──『SUDDEN ATTACK ZERO POINT』全テスト史をたどる

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原作のサドンアタックを擦り倒した世代からすると、『SUDDEN ATTACK ZERO POINT』(以下SAZ)って、気づいたらやたら先の段階まで進んでた感がすごい。発表が2025年3月、Steam公開が同年5月、2026年7月9日〜13日にはFinal CBTが走り、そこから半月ちょっとで、7月30日14時にSteamの早期アクセスが始まった。俺もある日「あれ、もうクローズドの最終までいくの?」ってなった口で、正直この一年の進み方は速い。

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SAZがどういうゲームかを一行で言うと、2005年に韓国GameHiが作った初代サドンアタックのリマスターだ。開発はNEXON Games、運営はNEXON。日本では2007年OBT〜2019年サービス終了まで走った、あの爆破解除のゲーム。SAZもそこは変わらず、爆破解除とTDMを核に据えてる。2026年7月30日14時からSteamで早期アクセス配信中、基本プレイ無料。ここまでは公式情報で固い。

問題は「じゃあここまでどんなテストを踏んできたの?」って話で、これが日本だとほとんど整理されてない。タイで非公開テストやってたとか、Steam Next Festでデモ出してたとか、知らない人のほうが多いと思う。なので一回、時系列で全部並べる。

2025年3月、ショーケースでの初お披露目

SUDDEN ATTACK ZERO POINT キーアート
原作の系譜を継ぐSAZのキーアート/画像:SUDDEN ATTACK ZERO POINT 公式

スタートはNEXONのショーケース。2025年3月に「こういうの作ってます」と初めて公の場に出た。ここはまだ「発表」の段階で、触れるものは何もない。ただ原作勢としては、ロゴ見た瞬間に「サドンの名前で来たか」とザワッとくるやつ。あの頃の記憶が一気に呼び起こされて、期待で胸が高鳴る瞬間だ。

そして約2ヶ月後、2025年5月28日にSteamページが公開される。ここで一個重要なのが、韓国はSAZのサーバー地域と欧州サーバーで弾かれてて、しかも韓国語非対応だったこと。原作の母国が外されてるという、なかなか珍しい船出だった。この扱いが韓国側の温度感をけっこう決めてる気がする。

2025年7月、タイ・バンコクの「非公開」FGT

ここが日本でまず報じられてない部分。2025年7月頃、タイのバンコクにあるPC房(ネカフェ)でFGT(Focus Group Test)が行われた。非公開・少人数・2日間。中身は爆破解除とTDMで、要は核となるモードを実機で詰める回。

ぶっちゃけ詳細な数値はほぼ出てない。何人呼んだ、どんなフィードバック取った、っていう細かいところは公開情報として確認できる範囲を超える。だから俺もここは断定しない。ただ「現地のPC房に人を集めて、2日かけて爆破とTDMを実際に触らせた」という事実があること自体が、開発のリアルな進捗としてデカい。発表から数ヶ月でもう対面のクローズドテストをタイで回してたわけで、原作勢が「いつの間にそんな段階に」ってなるのはここからだ。

なぜタイか、何人だったか、みたいな深掘りは正直情報が足りないので[要確認]としか言えない。けど、無いことにされてるよりは「あった」と知っておくほうが、後のNext FestやCBTの位置づけが見えやすくなる。

2025年10月、Steam Next Festデモで一気に表に出る

非公開のFGTから一転、2025年10月13日〜20日のSteam Next Festで、誰でも触れるデモが出た。期間は8日間。ここで初めて「規模感」が数字で見える。

  • キャラクター:10体
  • マップ:4種
  • 主武器:10種/副武器:4種
  • 武器パーツ:202種

武器パーツ202ってのが個人的にグッときた。リマスターとはいえ、カスタム周りはかなり盛る気があるんだなと。原作の「とりあえず撃って覚える」ノリから、今どきのアタッチメント文化を取り込もうとしてる。8日間オープンに開けたってことは、サーバーやマッチングを一定規模で叩く意図もあったはず。FGTの「2日・非公開」から、Next Festの「8日・全公開」へ。開き方が明確にスケールしてる。

2026年7月、Final CBT──数字が全部ひと回りデカくなった

マップ Cross Port
Final CBTから早期アクセスまで続投している爆破マップ「Cross Port」/画像:SUDDEN ATTACK ZERO POINT 公式

そして2026年7月9日〜13日(KST)に組まれたのがFinal CBT。「Final」って付くだけあって、Next Festからの伸びがそのまま数字に出てる。

  • 主武器:10 → 13種
  • 副武器:4種
  • 専用パーツ:200以上+共用36
  • キャラクター:10体(うちCQB特化2+爆破解除4)

加えて、北米専用サーバーが新設された。Steamのストアページから「アクセスをリクエスト」を押せば申し込んだ人は全員参加できる形だったので、抽選で落ちて泣く、みたいなのは無かった。誰でも入れるFinal CBTというのは、間口として相当やさしかった。そのテストは7月13日で終了し、いまは早期アクセス開始レポートにまとめたとおり、Steamの早期アクセスで誰でも遊べる。

SAZテストの全履歴を並べると、けっこう手が入ってる。

  • 主武器 10→13、武器パーツの再編
  • マップ拡張
  • Black Market(プレイヤー間取引)の新規導入
  • 最適化の大幅改善
  • Bot練習(TDM/爆破)の追加
  • 北米専用サーバー新設

最適化改善とBot練習追加って、地味だけど「ちゃんと製品として詰めてます」のサインなんだよな。Bot撃ちでウォームアップできるかどうかって、エイム調整する身からすると死活問題で、ここを入れてきたのは分かってる。あと爆破マップは早期アクセス時点のマップ7種が判明してる。キャラは10体中6体(Astra/BlackCat/Carlos/Fox Recon/John hawk/Lapis)が表に出てる。

Black Market、これが地味にアツい

マップ Provence
新マップ「Provence」。グラフィックの作り込みは評価が高い/画像:SUDDEN ATTACK ZERO POINT 公式

Final CBTで新規導入されたBlack Market、プレイヤー間でアイテムを取引できるやつ。これ、今のF2P界隈のトレンドにバッチリ乗ってる。無料で遊んで→アイテム手に入れて→Steamマーケットで取引、という流れは『Banana』(2024)とか、2026年5月27日配信で同接40万を出した放置RPG『TBH: Task Bar Hero』とか、今いちばん盛り上がってるジャンルだ。

つまりSAZは、対戦FPSとしての面白さに加えて、自分が手に入れた戦利品に”価値”が生まれるっていう現代的なワクワクを乗せてくる。勝って強くなって、レアな一着を引いて、それを誰かと交換する——遊びの軸が一個増えるのは素直に楽しい。具体的な取引の仕組みや対象アイテムは、7月30日に始まった早期アクセスで自分の手で確かめていくところだ。ここは続報がいちばん気になる新要素でもある。

本国・韓国でも、原作の存在感は健在

忘れちゃいけないのが、原作サドンアタックは今も韓国で愛され続けてる現役の国民的FPSだってこと。20年近く文化として生き続けてるタイトルの、その遺伝子を受け継ぐ新作なんだから、注目度は折り紙つきだ。実際、公開されたマップのグラフィックは現地でも「極上」と高く評価されてる。原作を知り尽くした本国が本気で磨いてる、という安心感がここにある。

ここまで並べると、SAZがこの一年で踏んできた段階の多さが見えると思う。発表(2025年3月)→Steam公開(5月)→タイFGT(7月)→Next Festデモ(10月)→Final CBT(2026年7月9〜13日)→Steam早期アクセス開始(7月30日)。非公開のタイ回や8日間のデモを挟みつつ、数字をひと回りずつ大きくして最終テストまで走り切ってきた。「名前だけ借りた懐古商法」なんかじゃない、本気の作り込みがこの足取りから伝わってくる。そのFinal CBTも7月13日で終わり、7月30日14時からSteamで早期アクセスが始まった。正式リリースではないが、基本プレイ無料でもう誰でも遊べる。久々にあの爆破解除を、自分の手で確かめにいく価値は十分にある。

公式:Steam ストアページSAZ公式ニュース

Final CBT(2026年7月9日〜13日)では何が行われたのか?

SAZ最後のテストとなったのが、2026年7月9日(木)から7月13日(月)まで実施されたFinal CBTだ。応募は7月11日14時59分まで受け付けられ、申し込んだ人は全員参加できる形式だった。参加にはSteamのストアページから「アクセスをリクエスト」する必要があり、抽選で落ちる心配がないぶん、告知を見た時点で押しておけば確実に触れるテストだった。

このテスト時点で公開されていたのは、メイン武器13種・サブ武器4種、専用パーツ200種以上、操作キャラクター10体、そしてマップ6種という構成だった。爆弾解除4マップとCQB2マップという内訳で、第3補給倉庫、Cross Port、プロバンス、ウェアハウスといった原作の名前がそのまま並んでいたのが印象的だった。プレイヤー間で獲得アイテムを取引できるブラックマーケットも、この時点で動いていた。

Final CBTと早期アクセスの間に起きた変化のうち、いちばん大きいのはマップが6種から7種になったことだ。早期アクセス開始と同時に新マップ「シティキャット」が実装され、爆弾解除は第3補給倉庫・プロバンス・クロスポート・地下鉄・シティキャットの5マップ、チームデスマッチはウェアハウス・サドン村の2マップという構成になった。

もう一点、Final CBTを遊んだ人が必ずぶつかるのがアカウントの全リセットだ。早期アクセス開始にあたってCBTの進行は引き継がれず、名前・階級・KD・設定はすべてやり直しになった。CBTで気に入った名前を使っていた人は、取り直す必要があったということになる。

そして操作面での最大の変更が、ゴーストステップの削除だった。公式は開発者ノート#12でその背景を説明し、早期アクセス後の開発者ノート#13でも「熟練度による戦闘力の差が大きすぎるうえ、もともと意図した仕様ではなかった」として元の形のまま復元する予定はないと改めて示している。

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